設置された看板の、管理責任は誰にあるかご存知でしょうか。

実は、基本的には看板の管理責任は、看板所有者(いわゆるお客様)にあります。

もちろん、施工不備などがあった場合はその限りではない場合もありますが。

 

一昨年、札幌市で老朽化した看板の落下事故がありましたが、あの場合も店のオーナーと店長さんが責任を問われています。

看板設置業者などに依頼して安全措置を取るのは、店側(看板所有者)の責任である。という判例が出たわけですね。

 

この事故以降、看板業界としても対策を取るべく、設置後定期的な点検管理を定めた条例を、自治体などと連携して制定する動きを進めております。

看板製作設置業者側も、定期的な点検をお客様よりご依頼いただき、行うことで看板の安全や看板の美麗化を保とうという試みを行っているわけです。

 

前置きが相当長くなりましたが。

 

土曜日に福岡市にて、屋外広告物点検技能講習を受けてまいりました。

場所は博多バスターミナルでした。

 

これがテキストです。

 

今までも、自治体が大型広告などには看板所有者(お客様)に点検を要請してきました。

当社でも何件も承ってきたのですが、それに理論的な裏付けを行ったような状態です。

 

現状の行政から依頼される点検は、比較的簡易なものとなっております。

 

それを業界団体で制定したフォームに基づき細かく点検していこうという事で、技能講習を行っているのです。

具体的には、自治体の点検は極端に言えば「問題あり」「問題なし」の二択なのですが。

 

屋外広告物点検に関しては、

「A 改善の必要無し」「B 経過観察を要する」「C 次回検査までに改善を要する」「D 即修理・撤去を要する」

の、四段階評価となっております。

 

項目を細かく評価していくことで、より看板の安全性を高めていくことを目指しています。

 

当社でも、今後は看板設置業務以外にも、看板点検、看板メンテナンスの部分にも注力して、お客様のお役に立っていきたいと考えております。

 

看板点検に関しても、費用や内容など、ヤヒロ広告社にお問い合わせくださいね。

 

看板のことなら熊本のヤヒロ広告社

電話096-380-7902