看板の定期点検についてです。

内容は、こちらもご参照ください。看板の管理責任について

 

看板は、設置した瞬間から劣化が始まることになります。

もちろん車や家、他の製造物もそうなりますが、看板もそうです。

 

設置時にはボルトやビスも完全に締まっておりますが、長年の風雨や地震、車の振動などで緩むこともあります。

鉄骨は最初完璧に塗装してあっても、錆が出てきます。

上手に打設したコンクリートも、劣化してひびが入ったり、欠けたりもします。

 

それは経年劣化で避けられません。

 

そのため、車などと同じく、看板にも定期的点検が必要となってきます。

 

そこで大事になるのが、看板の管理責任です。

看板を適切に管理する責任は、国土交通省が定めた条例制定ガイドラインによりますと、

広告物所有者(看板の所有者。我々屋外広告業からしての「お客様」)にあります。

 

要は、看板が老朽化して落ちそう、落ちて人に危害を加えそう。

という場合に、広告物所有者が責任をもって、改善や撤去などを屋外広告業者(看板業者)に依頼することが必要となります。

 

また、近年は大型広告物や申請広告物には自治体からも点検書の提出を要求されておりますが、その点検を依頼する責任も、広告物所有者にあるという事になります。

 

といってもそう難しいことではなく、看板が老朽化してきたな。と思えば、お客様は看板業者に撤去してくれとか、今のに代わって新規の看板を設置してくれ。とご依頼になることでしょう。

 

それと同じで、定期的に点検を依頼し、看板を安全な状態に保てばよい。ということになります。

 

点検の頻度ですが、同じくガイドライン(制定している自治体では当該条例)では、

 

広告物の設置から15年までは三年に一度、それ以降は一年ごと。

 

と定めています。

 

また、初回点検は目視でもかまいませんが、二回目の点検以降は打音検査や打診を含む標準点検とする。

となっております。

 

 

これは鉄製のアングルのサンプルになりますが、錆の度合いで上から

A・良好な状態

B・劣化が認められる。経過観察を要する

C・劣化が進行している。次回までに改善が必要

D・劣化のため危険が認められる。修理または撤去が必要

 

という風に、四段階に各項目を点検判断し、お客様にご提示します。

Dの即撤去や修理が必要な場合は、お客様と相談の上、即時工事を行う場合もあります。

 

そういうような形で、看板の安全を保っていくことが目的となっております。

 

看板の点検が必要な場合は、是非ヤヒロ広告社迄ご相談ください。

事故を起こしてしまっては遅いですからね。

 

勿論、看板製作設置のご相談もお待ちしておりますよ!!

 

看板のことなら熊本のヤヒロ広告社

電話096-380-7902