屋外広告物安全点検 地域によっての違い

看板のこと

屋外広告物安全点検について、私は熊本市を中心に、熊本県での点検を行っておりますが。

熊本県下においては、「3年毎に有資格者による点検」というのが決まっております。

また、点検項目におきましても

こういう感じで指定がありまして、

「点検後の広告物等の全景及び点検項目ごとの広告物等の状態を撮影したカラー写真」

の添付が必須となっております。

熊本県と政令指定都市である熊本市の書式は微妙に違うのですが、内容はほぼ同じです。

ですので、これが全国的にデフォだと思っていたのですが、

調べてみると、結構違うのですね。

例えば広島県尾道市の場合。

屋外広告物に関する有資格者による安全点検の義務化について(尾道市)

毎年点検が必要で設置後5年目以降は3年に一度の有資格者による安全点検が必要。となっています。

毎年の点検に関しては、資格の有無は問わないということですね。

また、点検報告に関しては、点検しているところなどを撮影した写真を添付すること。となっており、熊本よりは簡易であると見ることもできます。

熊本と同じように景観条例が厳しいと言われている、京都市はどうでしょうか。

京都市:安全点検(京都市)

こちらは三年に一回。

全ての看板に点検が必要。となっていますが、一定の条件を満たさないもの(看板の上端まで4m以下の建植看板、設置位置が4m以下または設置から9年を経過しない看板)や、申請していないものに関しては有資格者による点検報告を義務付けていない。というのは意外でした(点検自体は必要です)。

また、点検報告書に写真の添付が義務付けられていないのも意外。

こうやって見ると、熊本が一番厳しいような気がしますね。

と思ったら、熊本よりも厳しい条件の県がありました。

鳥取県です。

屋外広告物の安全点検義務について(鳥取県)

こちらは設置時と、それ以降2年に一度の屋外広告物安全点検が義務付けられています。

また報告書にも、熊本と同じように、点検項目ごとに写真を添付することが要求されています。

ただ、京都市と同じように「看板の上端まで4m以下かつ表示面積10平方メートル以下」の看板であれば、無資格者による自己点検でも可。となっていますね。

また、鳥取県と京都市では、熊本県では有資格者とならない「第一種第二種電気工事士」も、資格者として認められています。これも意外でした。

各自治体ごとに点検内容に関しては異なりますので、まずはご相談くださいませ。

熊本県及び熊本市に関しましては「三年に一度、屋外広告物について有資格者の点検報告が必要」となっております。

詳しくはこちらもご参照になさってくださいね。

屋外広告物点検の費用

屋外広告物申請と屋外広告物安全点検

まずは早めのご相談をいただけますとありがたいです!

屋外広告物安全点検のことなら熊本のヤヒロ広告社

電話096-380-7902

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