看板と色の関係について、前回は誘目性の高い、いわゆる目立つ配色という観点で書きました。
上の記事の中で少し触れましたが、色とイメージについて。
ここでは、例として「病院・医療機関」の看板を製作する際に考えることを挙げてみます。
お客様にイメージカラーやコーポレートカラーが無い。という前提でお話しします。
病院の看板や印刷物に、赤を大きくあしらう事は少ないといわれています。
それは、赤という色が「血」「残酷」などのイメージを持ち、お客様であるところの患者さんに良いイメージを与えない。
というのが、よく言われる理由です。
青はどうか。
といいますと、青は冷色とか寒色といいまして、冷たいイメージを与えることが多いので、これも難しいところなのですね。
でも、そんなことを言っていたら、看板に使える色は無くなってしまいます。
どうするかといいますと、まず一つの手段は
・安心感を与える色を配色すること
具体的には、緑や黄緑は森林や新緑をイメージするためか、心理的に安心感を与えるといわれています。
このような色を、病院の場合はイメージカラーに使う。という事は一つの選択肢です。
もう一つ上げますと
・配色を淡くする
というのも手段になります。
そうはいっても赤が好きなんだ。という方もおられますので、そういう場合は、赤色でも深紅ではなく、少し淡めのピンクに近い色はどうでしょうか。
色を淡くしますとその色のイメージも若干ぼかされます。
これも善しあしではあるのですが、ピンクっぽい色にしますと、全然イメージが変わってくるのですね。
とはいえ、これはイメージの問題ですので、あくまでお客様が好きな色の看板を作る。というのも手ではあります。
それだけ自分のコーポレートイメージが確立している。というのは素晴らしいことですから。
ただ一つの判断材料として、色のイメージを活用すると、さらにいい看板が作成出来るのではないかと思います。
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