屋外広告士試験の合格体験談と勉強法

10月に受験した屋外広告士の試験。

屋外広告士試験

どうやら合格していたようです。

12月13日にHPにて合格発表があり、私の受験番号がありました。

これを受験しましたのは。

屋外広告物安全点検を、私は「屋外広告物安全点検講習修了者」という資格で行っていたのですが、これだと屋外広告物安全点検を行えない自治体がある。という事を知ったからです。

屋外広告物安全点検講習で、「出来ない自治体もある」って聞いたんですよね。

本当に意外で。

熊本県では、屋外広告物の管理者には

・屋外広告士

・一級、二級建築士

・屋外広告物講習修了者

のいずれか。

屋外広告物安全点検を行えるのが

・屋外広告士

・一級、二級建築士

・屋外広告物安全点検講習修了者

となっており、双方の講習を修了しているので問題なかったのですが。

屋外広告物の許可申請について(熊本県)

例えば大分県などは、屋外広告物安全点検の有資格者を

・屋外広告士

・一級、二級建築士

・広告美術仕上げに関する職業訓練指導員免許所持者、技能検定合格者、職業訓練修了者

としています。

屋外広告物制度(大分県)

宮崎県、佐賀県などはシンプルに

・屋外広告士

・一級、二級建築士

となっておりまして、要は

「屋外広告業にとっては、建築士と同等に意味のある資格」

となるわけですね。

実質八月から二か月程度、週末中心の受験勉強。

学科三科目(関係法規、デザイン、設計施工)と実技(デザインか設計。私は設計を選択)でトータル60%以上の正答、ただし一科目でも正答率40パーセントに満たない場合は不合格。

という事のようでした。

受験勉強は、ひたすら過去問を解き、間違えた問題は回答を読む。という事を繰り返していきました。

過去四年分を、七回程度回したと思います。

最終的には関係法規9割、デザインほぼ10割、設計施工8割5分の感じでした。

間隔を置いて解くと、忘れてるものなんですよね。

平日は30問程度解き(勉強時間30分程度)、週末は2時間程度かけて、3科目を一通り解くようにしました。

実技の方は、こちらも過去問題。

製図は一回ずつやった程度で、構造計算は繰り返しやって覚えました。

今思えば、製図の練習をもう少ししておけば、試験の時もっとスムーズだったかな。

今年の問題は、一柱式の建植内照式サインで、ここ4年出ていなかった丸柱だったのと(これまでは建植式の場合は角柱だった)、最後の計算で範囲内最小の柱を選ぶと許容曲げ応力度を超える(看板面のサイズが大きいため)ので、もうひとサイズ大きい柱を選ばなければならない。というのが、過去問で経験なかったため、自信を持てずに受験地の福岡から帰ってきていたところでした。

学科は大丈夫だと思っていたので、設計が出来ていれば。という自己評価。

受かっていて本当に良かった。

これで、ひとまずは屋外広告物のスペシャリストになれました。

屋外広告士のいる看板屋さん、ヤヒロ広告社をこれからもよろしくお願いいたします。

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