建植サイン。というのは、柱を地下に埋設し、その柱で自立する看板のことであります。
平たく言えば、柱立ての看板。
上にのせる看板の大きさにより、看板の柱の径や太さも変わってきます。
高さが地表から4mを超える看板になりますと、構造計算書や建築確認も必要になる。という看板です。
柱の基礎にはモルタル(セメント)を入れて固定しますが、その他にも。
写真だとわかりにくいかもしれませんが、看板の鉄骨柱の横に、鉄製のアングルを打ち込んでいます。
これを地面に打ち込んで、さらに柱と溶接して固定します。
大体二本から多い時は四本ほど打ち込み、柱を穴の中で固定するわけです。
写真で少し黒くなっているのは、溶接で出た煤の跡ですね。
勿論、水平方向や垂直方向のレベルを見ながら溶接するわけで、かなり神経を使うお仕事になります。
この固定する過程を経て、初めてセメントを投入するのです。
とはいえ、この手の建植サインで一番大変なのは、「看板の柱を入れる穴を掘ること」でして。
地区で言いますと、阿蘇地方などは火山の影響か、地表は畑のようでも地中には大きめの石が埋まってたりすることが多いです。
その他には、川沿いや用水路が近いところ、かさ上げした土地などの地中には、石が多くて穴を掘るのが大変なことが、経験上多いですね。
昨日も用水路脇の土地。ということで、大変穴を掘るのに苦労しました。
これだけは、時間が読めないのであります。
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