昨日、屋外広告物点検のことについて書きましたが。
熊本県と熊本市における、安全点検の項目は以下の通りです。
基礎部、上部構造
・上部構造全体の傾斜、ぐらつき
・基礎のクラック、支柱と根巻きとの隙間、支柱ぐらつき
・鉄骨のさび発生、塗装の老朽化
支持部
・鉄骨接合部の腐食、変形、隙間
・鉄骨接合部のゆるみ、欠落
取付部
・アンカーボルト、取付部プレートの腐食、変形
・溶接部の劣化、コーキング等の劣化
・取付対象部・取付部周辺の異常
広告板
・表示面板、切文字等の腐食、破損、変形、ビス等の欠落
・側板、表示面板押さえの腐食、破損、ねじれ、変形、欠損
・広告板底部の腐食、水抜き孔の詰まり
照明装置
・照明装置の不点灯、不発光
・照明装置の取り付け部の破損、変形、さび、漏水
・周辺機器の劣化、破損
その他
・付属部材の腐食、破損
・避雷針の腐食、損傷
・その他点検した事項
以上の項目について、点検をすることとなっております。
点検報告は、異常の有無。という二択です。
異常ありの場合は申請に通りませんので、その部分の修繕や改善が必要となります。
その部分は、追加でお見積もりすることになります。
また、緊急に撤去や改善が必要な場合もあります。
例えば壁面看板ですと、上部構造や基礎、支持部などが存在しませんし。
非電照看板ですと、当然照明装置は存在しません。
全ての看板につき全項目を検査するわけでもないのですが、必要項目はすべて検査することになります。
今までで一番改善点として多かったのは、
・鉄骨のさび発生、塗装の老朽化
ですね。
あと意外に多いのは、
・照明装置の不点灯、不発光
です。
これも異常ありになってしまいます。
これは少し厳しい気がするのですが、担当部局に確認しております。
お客様からは、「うちが気にしなければ電気つかなくてもいいじゃない」といわれることもありますけどね。
看板の安全点検につきましては、こちらにもまとめておりますのでご参照ください。
看板のことなら熊本のヤヒロ広告社
電話096-380-7902
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