今回も熊本市内にて、屋外広告物申請と、それに伴う屋外広告物安全点検を行ってまいりました。
熊本県では屋外広告物の、有資格者による安全点検を義務づけております。
屋外広告物安全点検の有資格者というのは、熊本県内で言いますと
・屋外広告士
・一級建築士
・二級建築士
・屋外広告物安全点検講習修了者
となっており、基本的には大半のお客様が看板屋さんに依頼される形となると思います。「熊本県内で」と絞ったのは、九州でも各県で必要な資格が異なるからです(こちら参照)。
一度お客様から「一級建築士でも自社の屋外広告物安全点検できますかね?」とお尋ねがあり、実際自分でされたこともありますが。
最近は屋外広告物の申請と、それに伴う屋外広告物安全点検の依頼が増えておりますね。

建植看板につきましては、基礎部分にクラックが入っていないか、柱のサビや劣化はないか。などを確認します。

内照サイン(内側に光源があり、アクリルやFFシートなど透光性のある盤面素材を通して光る看板・施工例はこちらをご確認下さい)の場合は、面板を外して内部の光源や配線に異常などはないか、取り付け部分がしっかりしているかなどをチェックします。
これらを点検し、看板の物件ごとに屋外広告物安全点検報告書を作成。屋外広告物申請を伴う場合は、申請に必要な書類も作成し、お客様に提出して完了。となります。
また、劣化が見られて「今回は大丈夫そうだけど、将来的には修繕が必要」な場合にもご報告しますし、すぐに改善が必要な場合は別途ご報告して、改善に必要なお見積りを提出することになります。
屋外広告物安全点検の費用は。といいますと、当社から5キロ以内の案件ですと基本的には3~4万円ぐらいから。その他
・同時に屋外広告物申請の書類作成が必要か
・高所作業車による点検が必要か
・道路使用許可や夜間工事が必要か
・面板の大きい電照看板の点検があるかどうか(盤面を外して点検する必要があるため)
などにより、また看板の数により、追加で価格が変わってくる。という感じになります。
また、高所作業車も、15m以上のものが必要。となりますと、料金が変わってきます。
もちろん現場調査の上、お見積りをお出しいたします。
まずはお問い合わせ下さいませ。

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