窓ガラスに貼ってあるカッティングシート文字やインクジェット出力品などを、きれいに剥がすコツをご存知でしょうか?
というとテレビショッピングの冒頭みたいな感じになりますが、看板屋さんというお仕事をやっておりますと、窓ガラスに文字やシートを貼ることもあれば、貼り替えるときにカッティングシートを剥ぐこともあります。
もちろん、シート撤去自体をお仕事でお受けすることもありますが。
今日は、お客様の店舗移転に伴う、旧店舗のシート撤去を行ってきました。
シート撤去向けに、リムーバーとかいろんなものが売ってありますね。
うちでも試したことがありますが、確かにはげるんだけれども。
コストパフォーマンスを考えると、そこまでの価値があるかな?というのが、いろいろ試してみた結論であります。
結局、いろいろと試してたどり着いた結果が。
リムーバーなどは特に用いず。
スクレーパー(ホームセンターなどでも売っています)という刃物を使い、シートをこそぎ取ります。
シートをこそぎ取った後には糊が残りますので、洗剤をスプレーで噴霧して、もう一度スクレーパーを使って糊をこすりながら取っていきます。
糊が落ちたら、雑巾とウエス(古い肌着などを小さく切った物でも可)を使って拭きあげて完成。
というと、何のことはないですね。
洗剤、霧吹き、スクレーパーを用意し、シートを濡らしながら丁寧に剥いでいく。
糊が残ったらそれもこそぎ取る。
という、非常に原始的な方法ですが、これが一番早くて安い。ということに落ち着きました。
特に珍しくもなくてすみません。
結局、根気強く丁寧にやっていくことにつきます。
今回は文字のみでしたのできれいに掃除して30分程度で終わることが出来ましたが、これがガラス一面ベタシートにしますと、ガラスの枚数にもよりますが丸一日かかったりもします。
また、古いシートになりますと、経年劣化+糊のこりがひどいことが多く、さらに時間と手間がかかったりします。
あ、そうそう。
台風の時、窓に飛散防止のテープを貼ることがありますね。
去年の超大型台風接近時は、剥がしやすい養生テープが売り切れてたりしましたけれども。
紙製のガムテープを貼ると、ガラスに糊が残りまくったりすることがありますね。
この糊を取る場合でも、スクレーパー+霧吹き+洗剤を使う方法は活用できます。
台風が来ないに越したことはありませんが、その場合はやってみてくださいね。
うちが使っている霧吹きやスクレーパーは業務用ですが、ホームセンターに安く売ってあるものでも、家庭で使う場合は十分だと思います。
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