看板を製作する際に、色というのは大事になります。
打ち合わせをしているときに、「明るい赤」とか「淡い水色」などと口頭で話をすることもあるのですが、既存の看板と色合いを合わせる場合などは、こういうものが必要となります。
「色見本」といいます。
これは3Mシートの色見本でして、カッティングシート使用の看板の場合はこれでほぼピタッとイメージと合わせることが出来ることになります。
赤はこの赤。と見本で指示してもらう事で、お客さんのイメージと看板のイメージの乖離を防ぐわけです。
ただ、色というのは、面積が大きくなりますと、明度が上がって見えることが多いです。
簡単に言えば、色見本よりも看板の方が面積が大きいわけで、色見本で見えたよりも看板の色の方が若干明るく見えることがあるのですね。
そのことはお客様に一言付け加えることが多いですが、まあほぼ気にならないレベルではあります。
最近はお客様から、CMYKやRGBなどの数値で色指示を受けることも多くなりました。
CMYKというのはシアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの四原色。
RGBは赤、緑、青ですね。
世間一般、パソコンでデザインをするようになってからですね。
ただ、CMYKで同じ色を指示しても、出力する機械やインクの違いで、出力された色の見え方は違う事が多いです。
特に赤やオレンジ系統は、色味の違いが大きく出ることがあります。
チェーン店で同じ系統の看板でも、色が異なって見えることがあるのはそのためです。
まあそれでも、最近はパソコンで製作した図面でデザインを確認して頂くことが多いですので、だいぶ楽になりました。
とはいえ、紙に出力したのとモニターでのイメージはまた違う事も多いですので、看板の色合わせは結構気を使います。
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