看板の撤去に行きました。
看板には、切断撤去と全撤去があります。
切断撤去といいますのは、地面を若干掘り下げて鉄柱を切断し、土などを埋め戻してセメントやアスファルトで穴を埋めます。
作業の手間が全撤去に比べてかからない分、値段も安価で済みます。
今回は、全撤去でした。
まずは
このように、鉄柱の周囲のコンクリートをはつっていきます。
はつる。といいますのは、砕いてとっていく。みたいな意味です。
大規模なコンクリート撤去を行う「はつり屋さん」という職業もあるぐらいで、装備も技術も労力も必要な、大変なお仕事なのであります。
今回は自力で行います。
はつったのち、今度は少し大きく柱の周囲を削り、少しずつ小型移動式クレーンにて看板や柱を吊りながら、さらに削っていきます。
くり返しますが、大変な作業です。
抜けました。
大体800mmぐらい柱の地下部分が埋設してありました。
左側にある緑の箱は、こういう場合に使う大型のはつり機械であります。
鉄柱の穴を土などで埋め戻し、つき固めて最後をコンクリートで埋めて完成です。
看板は会社に戻って解体し、産廃処分することとなります。
切断撤去と労力が段違いの為、価格は切断撤去の2倍~3倍程度かかります。
借地に誘導サインを立てている場合や、土地を売却する際に看板を撤去する場合は、返却の際原状復帰が基本ですので、全撤去が必須になることも多いようですね。
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